Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

書類の紛失や誤送付など個人情報関連の事故5件を公表 - 住宅金融支援機構

住宅金融支援機構は、顧客情報が記載された書類の紛失や誤送付など5件の事故について公表した。

同機構によれば、首都圏支店で3月24日、顧客情報2件含む通知書を誤って別の委託先へ郵送する事故が発生。また5月23日には、住宅融資保険部で顧客情報2人分の書類の紛失が判明。同月25日には、首都圏支店で1人分の融資関連書類を紛失した。

紛失は6月にも発生しており、6日に審査センターで個人信用情報回答書1件の紛失が判明した。これら紛失した顧客情報関連の書類には、氏名や住所、電話番号、収入、勤務先などの情報が記載されていたという。

このほか6月14日には、委託先従業員1人の氏名など含む書類の紛失も起きている。誤送付分については書類を回収しており、紛失した書類については誤廃棄の可能性が高く、外部流出のおそれは低いと説明している。同機構では関係者に対し、説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2011/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
都立高校で1クラス分の「いじめに関するアンケート」が所在不明
中学生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 薩摩川内市
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
国民生活基礎調査の手書き名簿を紛失 - 新潟市
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院