Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

政府共通の業務実施環境「GSS」に不正アクセス - VPN機器の脆弱性を悪用

デジタル庁は、同庁が運用する「ガバメントソリューションサービス(GSS)」が不正アクセスを受けたことを明らかにした。機器の脆弱性を突かれて侵入され、保守運用アカウントが侵害されたという。

同庁によれば、外部からの保守運用に利用していたVPN機器の脆弱性が第三者によって突かれたもので、5月下旬ごろより侵入されていたと見られる。

2026年6月25日に保守運用担当者のアカウントを利用してサーバ上の大量のファイルへのアクセスが行われたことを検知。外部協力のもと調査を進めたところ、不正アクセスを受けていたことが7月9日に判明。ファイルの一部が外部に流出した可能性がある。

対象のファイルには、業務上登録された氏名、メールアドレス、電話番号、住所などの個人情報24万6000件が含まれる。具体的には関係機関の職員や公務員などに関する約18万9000件。あわせて関連業務に携わる事業者や個人に関する約5万7000件も対象としている。

同庁では7月9日に侵害されたアカウントを停止し、外部との通信を遮断した。内部ネットワークへアクセスするために悪用された脆弱性の具体的な内容については明らかにしていない。

(Security NEXT - 2026/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Dellのシンクライアント向けOSに複数の深刻な脆弱性
ホスティング管理ツール「cPanel」に深刻なSQLi脆弱性
米CISA、MikroTik「RouterOS」の脆弱性悪用で注意喚起
「Citrix Workspace app for Windows」に2件の脆弱性
Cisco、9月16日にセキュリティアドバイザリを公開予定
Check PointのVPN機能に深刻なRCE脆弱性 - ライブパッチや更新を提供
「Adobe Acrobat/Reader」にセキュリティ更新 - 脆弱性32件を解消
「FortiOS」や「NetScaler」など脆弱性4件の悪用を警告 - 米当局
米CISA、悪用脆弱性リストに4件を追加
「Ivanti Neurons for ITSM」に複数脆弱性 - 6件が「クリティカル」