米CISA、MikroTik「RouterOS」の脆弱性悪用で注意喚起
米当局は、MikroTikのルータ向けOS「RouterOS」に判明した2件の脆弱性が実際の攻撃で悪用されているとして注意を呼びかけた。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間2026年9月10日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ2件の脆弱性「CVE-2026-67277」「CVE-2026-86060」を追加したもの。
「CVE-2026-86060」は、コマンドの引数区切り文字を適切に無害化できない脆弱性。脆弱性を悪用するには、「SSHセッション」でログインヘルパーにアクセスする必要があるが、信頼された「RouterOS」のポリシーマスクを変更され、権限昇格につながる可能性がある。
一方「CVE-2026-67277」は、「RouterOS」の重要な機能において認証が欠如している脆弱性。認証が完了する前に接続を受け入れ、さらにカーネルメモリの情報が漏洩したり、サービス拒否(DoS)が生じるおそれがある。
同庁は、米行政機関に対し、3日後の9月13日までに対応するよう要請。とくに「CVE-2026-86060」については侵害を受けていないか調査するよう求めている。
また脆弱性は広く悪用されるおそれもあり、関連製品の利用組織においても注意が必要となる。
(Security NEXT - 2026/09/11 )
ツイート
PR
関連記事
「NetScaler ADC/Gateway」に深刻なRCE脆弱性 - SAML構成に影響
APIゲートウェイ製品「IBM DataPower Gateway」に複数脆弱性
脆弱性診断ツール「Nessus」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
「Splunk Enterprise」に46件の脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache Struts」「BIND」など悪用脆弱性リストに5件追加 - 米当局
Dellのコンテナストレージ製品に複数の脆弱性 - 重要度「クリティカル」
Cisco「NX-OS」の脆弱性14件を修正 - 半数が「クリティカル」
HPEネットワークアクセス制御製品に深刻な脆弱性 - 「クリティカル」10件
「Movable Type」に2件の脆弱性 - 修正版が公開
「Veeam Backup & Replication 12」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
