前回からわずか2日、「Chrome」が更新 - 「クリティカル」脆弱性を解消
Googleは現地時間2026年9月17日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。2日前にアップデートをリリースしたばかりだが、あらたに「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性などに対応したという。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 153.0.8010.53」「同153.0.8010.52」、Linux向けに「同153.0.8010.52」をリリースしたもの。今回のアップデートでは、16件の脆弱性を解消している。
重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は2件。グラフィックス関連コンポーネント「Dawn」において解放後のメモリを使用する「CVE-2026-93374」や、「WebGL」におけるバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2026-93372」に対処した。
また重要度が上から2番目にあたる「高(High)」の脆弱性7件を解消。PDF処理エンジン「PDFium」に確認された「Use After Free」やバッファオーバーフローの脆弱性、スクリプトエンジン「V8」における型の取り違えなどを修正した。
拡張機能に判明した「Use After Free」のほか、「Tracing」における参照解決の不備、「Skia」における状態検証の不備、「ORB」における認可処理の不備にも対応。このほか、重要度「中(Medium)」とされる脆弱性6件を修正。重要度「低(Low)」1件に対応している。
今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2026-93372
CVE-2026-93373
CVE-2026-93374
CVE-2026-93375
CVE-2026-93376
CVE-2026-93377
CVE-2026-93378
CVE-2026-93379
CVE-2026-93380
CVE-2026-93381
CVE-2026-93382
CVE-2026-93383
CVE-2026-93384
CVE-2026-93385
CVE-2026-93386
CVE-2026-93387
(Security NEXT - 2026/09/18 )
ツイート
PR
関連記事
セキュリティリリース「WordPress 7.1.1」が公開 - 脆弱性を解消
Ciscoのファイアウォール製品に多数の脆弱性 - 一部で悪用も
DB管理ツール「pgAdmin 4」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「pgAdmin 4」に深刻な脆弱性 - 前回修正の不備も
Mozilla、「Firefox 156」をリリース - 脆弱性73件に対応
隔離実行環境「Docker Sandboxes」に複数脆弱性 - 修正版を提供
「IBM Guardium Data Security Center」に脆弱性 - 早急に更新を
「Cisco ISE」に42件の脆弱性 - 複数の深刻な脆弱性、一部で悪用確認
米当局、「Acronis」「Cisco ISE」など脆弱性3件の悪用を警告
「BIND 9」に緊急脆弱性 - 1パケットでDoS攻撃が可能
