隔離実行環境「Docker Sandboxes」に複数脆弱性 - 修正版を提供
Dockerは、AIエージェント向けの隔離実行環境「Docker Sandboxes」に脆弱性が判明したとして、セキュリティアップデートをリリースした。
同社はアドバイザリを公開し、2件の脆弱性「CVE-2026-77179」「CVE-2026-79994」に対処したことを明らかにした。
「CVE-2026-77179」は、macOSにおける「virtio-fs」のホストサーバに確認された脆弱性。一方「CVE-2026-79994」は、ゲストからホストへのUnixドメインソケットの中継処理に存在する脆弱性。
いずれも悪意あるゲストがシンボリックリンクを悪用し、共有ワークスペースの境界を越えてアクセスすることが可能。ホスト上のファイルへのアクセスやUnixドメインソケットを介した情報漏洩などにつながるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは、「CVE-2026-77179」が「9.4」、重要度は「クリティカル(Critical)」。「CVE-2026-79994」は「8.7」で「高(High)」と評価されている。
同社は9月7日に公開した「同0.42.0」にてこれら脆弱性を修正。9月15日には後継となる「同0.43.0」もリリースされている。アップデートできない場合は、クローンモードを使用し、ホストの読み書き可能なマウントを追加しないよう求めている。
(Security NEXT - 2026/09/17 )
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