Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省の行政不服審査DB掲載裁決書に個人情報 - 沖縄県

沖縄県は、総務省の行政不服審査裁決・答申検索データベースに掲載していた公表用裁決書に個人情報が含まれており、流出したことを明らかにした。

同県によれば、2016年度から2019年度において、当時の審査庁が作成した児童扶養手当および特別児童扶養手当に対する審査請求に関する公表用裁決書に個人情報が含まれていたもの。

特定の操作により39人の氏名を参照することが可能だった。2026年1月30日に他自治体の職員から指摘があり発覚した。

総務省のデータベースへ掲載する際、文書の本文に記載された個人情報は、伏せ字によるマスキング処理を行っていた。しかしながら、審査庁が裁決書の元データのファイル名に個人情報を付していたところ、同ファイルを公表用にPDF化した際、同ファイルに元データのファイル名が自動的に引き継がれ、残存していたという。

作成した審査庁、登録者である同県担当課のいずれも、データが引き継がれる仕様について認識がなかったという。

同県では、データベースで公表されているすべての裁決書と答申書ファイルについて確認し、個人情報が含まれているPDFファイルを特定して削除。個人情報が含まれないファイルに差し替えた。対象となる39人には、謝罪の書面を送付している。

(Security NEXT - 2026/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

公開ファイルの非表示部分に個人情報が残存 - 東京都障害者スポーツ協会
案内メールを「CC」送信で顧客のメアド流出 - 積文館書店
大阪マラソンのボランティアシステムで個人情報流出 - 認証を誤ってオフに
書籍購入者向けシステムでメアドなどが閲覧可能に - 金原出版
体験型サービスの会員向けメールで誤送信 - キリンビール
中学校で採点済み答案用紙のURLをメールで誤送信 - 小平市
自治体向け掲示板に個人情報含む資料を掲載 - 神奈川県
中学校でテスト解答を教室スクリーンに投影 - PCとの無線接続で
企業向けセミナー申込者へのメールで誤送信 - 愛知県
元従業員が個人情報を退職後にダウンロード - ユナイテッドアローズ