Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - API経由でコマンド実行のおそれ

Cisco Systemsが提供するライセンス管理ツール「Cisco Smart Software Manager(SSM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。同社はアップデートを公開し、早急な対応を呼びかけている。

現地時間2026年4月1日に同製品のオンプレミス版に関する2件のセキュリティアドバイザリを公開し、利用者に対策を呼びかけたもの。

「CVE-2026-20160」は、内部サービスが意図せず公開されていたことに起因する脆弱性。認証を必要とすることなく、APIへ細工したリクエストを送信することによって、root権限でOSコマンドを実行できる。

あわせてウェブインターフェースにおいてログイン中のユーザーに関するセッション情報を窃取し、権限昇格が可能となる脆弱性「CVE-2026-20151」が判明している。いずれもアドバイザリの公開時点で脆弱性の悪用は確認されていない。

「CVE-2026-20160」は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」で、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。一方「CVE-2026-20151」はCVSS基本値を「7.3」、重要度を次に高い「高(High)」とした。

脆弱性によって影響を受けるバージョンが異なるが、いずれも「9-202601」で修正されており、同社ではアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2026/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Adobe Acrobat/Reader」にゼロデイ脆弱性 - 悪用を確認、緊急更新を
感染確認ツール「EmoCheck」に脆弱性 - Emotet収束、利用停止を
「抹茶シリーズ」に脆弱性、アップデートで修正 - OSS版は動作検証用
Palo Alto、「Cortex XSOAR」など複数製品で脆弱性を修正
「Chrome 147」が公開 - 「クリティカル」2件含む多数脆弱性を修正
開発ツール「GitLab」にセキュリティ更新 - 脆弱性12件を修正
「IBM Verify Identity Access」に脆弱性 - アップデート実施を
米当局、「Ivanti EPMM」脆弱性の悪用で米行政機関へ緊急対応を要請
「SonicWall SMA1000」に権限昇格など複数脆弱性 - 修正版を公開
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートを呼びかけ