GNU Inetutilsの「telnetd」に認証回避の脆弱性 - rootログインのおそれ
GNUプロジェクトのネットワークユーティリティ「GNU Inetutils」に含まれる「telnetd」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
「GNU Inetutils 2.7」までのバージョンに含まれるtelnetサーバ「telnetd」においてログイン処理が回避される脆弱性「CVE-2026-24061」が明らかとなったもの。2015年5月にリリースされた「同1.9.3」におけるコード変更によって生じたという。
クライアントから受信した環境変数の検証処理に不備があり、認証を必要とすることなくrootとしてログインすることが可能。クライアントより特定のオプションを用いて細工した環境変数を送信するだけで悪用できる。
開発チームは重要度を「高(High)」とレーティングしている。一方、CVE番号を採番したMITREでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」とし、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価している。
開発チームでは「telnetd」の利用を中止することを推奨。やむを得ず利用する場合は、信頼できるクライアントのみ接続できる環境で運用し、パッチを適用するか、脆弱性が解消された最新版を利用するよう求めている。
(Security NEXT - 2026/01/23 )
ツイート
PR
関連記事
ウェブメール「Roundcube」にセキュリティ更新 - 12件の修正
ASUSの端末管理ソフトウェアに深刻な脆弱性 - 更新を強く推奨
「Chromium」に脆弱性 - 「Chrome」や「Edge」など広く影響
「Cisco Nexus 9000」に深刻なRCE脆弱性 - 修正版を提供
HPEのネットワークOS「AOS-CX」に34件の脆弱性 - 修正版を公開
ネットワーク管理製品「SonicWall NSM」に深刻な脆弱性 - 修正版を公開
「VMware Workstation」「Fusion」に「クリティカル」脆弱性
「Chrome」が脆弱性12件を修正 - ゼロデイ脆弱性に対応
「NGINX JavaScript」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
「NVIDIA Megatron Bridge」に30件の脆弱性 - いずれも重要度「高」
