6月の侵害は未知の手口、米子会社で別件インシデントも - 古野電気
同社は侵害を受けた原因について、未知の方法で攻撃が展開され、同社ITシステム向けにカスタマイズされたマルウェアが用いられるなど、高度な手法を用いたサイバー攻撃だったと説明している。
今回の問題を受けて、同社ではネットワーク管理体制を見直し、管理者権限の管理や通信制限、不正検知の体制強化を行った。あわせて社内関連規程の見直し、セキュリティ教育の徹底のほか、脅威情報の活用や分析能力の向上などを実施している。
同社では6月の侵害とは別に、米国子会社FURUNO U.S.A.において、社内に設置している管理サーバの一部でサイバーセキュリティに関連するインシデントが発生したことを2025年10月20日に明らかにしている。
日本国内や他海外関係会社で、同インシデントによる業務への影響は確認されておらず、同年6月より対応を進めてきた問題とは異なるインシデントであると説明。
外部協力のもと、影響を受けた範囲や復旧に向けた対応を急いでいる。
(Security NEXT - 2025/10/23 )
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