「Firefox 144」がリリース - 複数の脆弱性を修正
Mozilla Foundationは現地時間2025年10月14日、ウェブブラウザの最新版となる「Firefox 144」を公開した。複数の脆弱性が解消されている。
今回のアップデートでは、タブ機能を強化するとともに、プロファイル管理機能を段階的に展開するほか、CVEベースで14件の脆弱性を解消している。重要度が4段階中、もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は7件。悪意ある「IPCメッセージ」を介して特権で動作するブラウザプロセスのメモリ情報が漏洩する「CVE-2025-11710」に対処した。
「JavaScript」において本来変更できないオブジェクトプロパティを書き換え可能となる「CVE-2025-11711」、「WebGLテクスチャ」において域外のメモリを読み書きできる「CVE-2025-11709」、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-11708」を修正している。
このほか、メモリに関する脆弱性「CVE-2025-11714」「CVE-2025-11715」「CVE-2025-11721」に対処したほか、「中(Moderate)」とされる6件や「低(Low)」とされる1件へ対応している。
あわせて延長サポート版「Firefox ESR 140.4」「同115.29」をリリース。それぞれ8件、4件の脆弱性に対応した。今回「Firefox 144」で修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2025-11708
CVE-2025-11709
CVE-2025-11710
CVE-2025-11711
CVE-2025-11712
CVE-2025-11713
CVE-2025-11714
CVE-2025-11715
CVE-2025-11716
CVE-2025-11717
CVE-2025-11718
CVE-2025-11719
CVE-2025-11720
CVE-2025-11721
(Security NEXT - 2025/10/16 )
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