従業員の個人情報含む私的USBメモリを紛失 - トヨタモビリティ東京
トヨタモビリティ東京は、同社従業員などの個人情報が保存されたUSBメモリを一時紛失したことを明らかにした。
同社従業員が、個人情報を含むデータが保存された私物USBメモリを一時紛失したもの。
2019年から2023年にかけてダウンロードしたデータで、退職者を含む従業員9078人や、入社を希望した学生411人など、あわせて9489人分の個人情報が保存されていた。氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、国籍などが含まれる。
USBメモリは8月26日に拾得物として同社に届けられたが、紛失から回収するまでにデータが外部へ流出した可能性もあるとして、同社は個人情報保護委員会へ事態を報告した。
同社では、連絡が取れる対象者に対して個別に謝罪を行っている。不正利用による二次被害は確認されていない。
今回の問題を受けて同社は、私物の記憶媒体に対するデータ保存を制限するなど、技術的なセキュリティ対策を検討するほか、従業員教育の徹底により再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2024/11/11 )
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