Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認

脆弱性の影響を受ける対象製品やバージョンは多岐にわたり、脆弱性によって影響を受ける前提条件なども異なると指摘。

ベンダーより提供される情報を参考に、十分テストを実施した上ですみやかにアップデートや、必要に応じた対策を講じるよう求めた。

またNCSC UKでは、一連の攻撃で設置されたマルウェアを検知するためのYARAルールやスクリプトのコードなども公開されているとして、利用者に注意を呼びかけている。

なお、これら脆弱性とは異なり、現地時間2025年9月25日の段階で悪用は確認されていないが、「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性「CVE-2025-20363」についても同時に公表されており、あわせて注意が必要となる。

(Security NEXT - 2025/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
WP向けプラグイン「Contact Form CFDB7」に深刻な脆弱性
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
「CentreStack」「CWP」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ