GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正
GitLabは現地時間2025年9月25日、複数の脆弱性に対応したセキュリティアップデート「GitLab 18.4.1」「同18.3.3」「同18.2.7」を公開した。
「GitLab Community Edition(CE)」「同Enterprise Edition(EE)」においてあわせて9件の脆弱性へ対処したもの。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていないが、早急にアップデートを実施することを推奨している。
重要度が4段階中、2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は「CVE-2025-10858」「CVE-2025-8014」の2件。いずれも認証なしに悪用が可能でサービス拒否に陥るおそれがある。
「CVE-2025-10858」では、細工されたJSONファイルを処理した際に発生し、インスタンスが応答しなくなるおそれがある。また「CVE-2025-8014」ではクエリの制限を回避してサービス拒否を引き起こすおそれがあるという。
さらに重要度が1段階低い「中(Medium)」とされる脆弱性3件のほか、4段階中もっとも低い「低(Low)」とされる脆弱性4件を解消している。
(Security NEXT - 2025/09/26 )
ツイート
PR
関連記事
Elasticのエンドポイント対策「Elastic Defend」に脆弱性 - 修正版を提供
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
「NVIDIA App」インストーラに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正

