「HPE Aruba EdgeConnect SD-WAN」に脆弱性 - アップデートを公開
Hewlett Packard Enterprise(HPE)は、SD-WANゲートウェイ「Aruba EdgeConnect SD-WAN Gateways」に複数の深刻な脆弱性が存在することを明らかにした。アップデートを提供している。
現地時間2025年9月16日にセキュリティアドバイザリを公開し、9件の脆弱性を明らかにしたもの。
アクセス制御の不備や任意のコマンドの実行、情報漏洩などのおそれがあるとし、重要度を4段階中2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。
具体的に見ると、「CVE-2025-37123」は認証済みユーザーがroot権限で任意のコマンドを実行できる脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、今回確認された脆弱性のなかではもっとも高く「8.8」と評価されている。
「CVE-2025-37124」は、認証を必要とすることなくSD-WAN境界を経由した不正なルーティングを可能となる脆弱性で、CVSS基本値は「8.6」と続く。
(Security NEXT - 2025/09/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
Android版「MS Edge」にアップデート - 独自修正も
「Ivanti EPMM」狙う脆弱性連鎖攻撃、米当局がマルウェアを解析
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消