ブラウザ「MS Edge」に関する脆弱性2件を解消 - MS
マイクロソフトは現地時間2025年6月20日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。
ベースとなる「Chromium 137.0.7151.120」「同137.0.7151.119」がリリースされたことを受け、「Microsoft Edge 137.0.3296.93」をリリースしたもの。
「Chromium」における脆弱性2件の修正を反映した。今回のアップデートに「MS Edge」固有の脆弱性などは含まれていないという。
具体的には、スクリプトエンジン「V8」における整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2025-6191」に対応。
あわせて「プロファイラ」において解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-6192」が解消されている。
(Security NEXT - 2025/06/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
仮想化基盤「vCenter Server」「NSX」に脆弱性 - アップデートが公開
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認