Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Dellのストレージ製品「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2024-53298」が「9.8」、「CVE-2025-32753」が「5.3」と評価されている。

またサードパーティ製ソフトウェアに起因する脆弱性として「FreeBSD」に関する「CVE-2024-53580」や「SupportAssist」に由来する「CVE-2024-39689」「CVE-2024-51538」なども影響を受ける。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、同社は脆弱性を解消した「PowerScale OneFS 9.10.1.2」「同9.7.1.8」「同9.5.1.3」をリリースした。

いずれも「CVE-2024-53298」の修正を含む。あわせて同脆弱性の影響を緩和する対策についてアナウンスしている。

(Security NEXT - 2025/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を