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「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」

Mozilla Foundationのウェブブラウザ「Firefox」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

現地時間2025年5月17日にセキュリティアドバイザリを公開し、「JavaScript」のオブジェクト処理に起因する脆弱性2件「CVE-2025-4918」「CVE-2025-4919」について明らかにしたもの。

いずれも域外メモリへのアクセスが可能となる。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル」とレーティングされている。

Mozillaは脆弱性へ対処したアップデート「Firefox 138.0.4」をリリースした。あわせて延長サポート版「Firefox ESR 128.10.1」「同115.23.1」を提供している。

(Security NEXT - 2025/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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