Mozilla、「Firefox 137.0.2」をリリース - 脆弱性1件を解消
Mozilla Foundationは、ブラウザ「Firefox」にあらたな脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。
現地時間4月15日にセキュリティアドバイザリをリリースし、「CVE-2025-3608」について明らかにしたもの。Mozilla Foundationのファジングチームが報告した。
HTTPトランザクション処理を行う「nsHttpTransaction」において競合状態が生じ、メモリ破壊を引き起こすおそれがあるという。
潜在的に悪用されるおそれがあるとし、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。
開発チームでは、「Firefox 137.0.2」にて同脆弱性を修正。利用者に対して注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/04/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「HashiCorp Vault」に脆弱性 - 複雑なJSON処理でDoS状態に
C言語向けライブラリ「cJSON」に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
DjangoフレームワークにSQLi脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge 140」が公開 - 独自修正含む脆弱性5件に対処
Pixarの3D記述フレームワーク「OpenUSD」に深刻な脆弱性 - PoCも公開
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Android」の2025年9月パッチが公開 - ゼロデイ脆弱性2件を解消
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
コンテナセキュ基盤「NeuVector」に脆弱性 管理者パスワードの変更を
「ImageMagick」に脆弱性 - 不特定多数の画像処理で影響大