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歯科衛生士向け情報サイトが侵害被害 - マルウェア感染

歯科衛生士向け情報サイト「Dキャリアプラス」が第三者によって侵害される被害に遭い、サイト内の一部がマルウェアに感染したことがわかった。個人情報の流出は確認されていないという。

同サイトを運営するデンタルサポートによれば、コンテンツマネジメントシステム(CMS)におけるセキュリティ上の問題を突かれて侵害され、サイト内の一部でマルウェアの感染が発生した。

外部事業者による調査では、会員情報のデータベースに対するアクセスや、外部へデータをアップロードされた痕跡は確認されなかったという。またクレジットカードの情報は別のシステムで管理しており、影響を否定した。

4月3日の時点で、外部における個人情報の流通や二次被害なども確認されていない。同社では4月3日から当面の間、メンテナンスを実施。マルウェアの駆除とサイトの復旧を進めるとしている。

(Security NEXT - 2025/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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