歯科衛生士向け情報サイトが侵害被害 - マルウェア感染
歯科衛生士向け情報サイト「Dキャリアプラス」が第三者によって侵害される被害に遭い、サイト内の一部がマルウェアに感染したことがわかった。個人情報の流出は確認されていないという。
同サイトを運営するデンタルサポートによれば、コンテンツマネジメントシステム(CMS)におけるセキュリティ上の問題を突かれて侵害され、サイト内の一部でマルウェアの感染が発生した。
外部事業者による調査では、会員情報のデータベースに対するアクセスや、外部へデータをアップロードされた痕跡は確認されなかったという。またクレジットカードの情報は別のシステムで管理しており、影響を否定した。
4月3日の時点で、外部における個人情報の流通や二次被害なども確認されていない。同社では4月3日から当面の間、メンテナンスを実施。マルウェアの駆除とサイトの復旧を進めるとしている。
(Security NEXT - 2025/04/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開
Apple、「macOS Sequoia 15.4.1」をリリース - 脆弱性2件へ対処
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大
Apple、「iOS 18.4.1」「iPadOS 18.4.1」を公開 - ゼロデイ脆弱性を修正
「Apache Roller」にPW変更後もログインセッションが破棄されない脆弱性