Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NetAppのバックアップ管理製品に脆弱性 - CVSSや重要度を下方修正

NetAppのバックアップ管理ソリューション「SnapCenter」に脆弱性が判明した。アップデートで修正されている。

現地時間2025年3月28日にセキュリティアドバイザリを公開し、認証済みのユーザーによって管理権限を取得できる脆弱性「CVE-2025-26512」について明らかにしたもの。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「8.8」、重要度を「高(High)」とレーティングしている。アドバイザリのリリース時点で脆弱性の悪用や公表などは確認されていない。

アドバイザリの公開当初、CVSS基本値を「9.9」、重要度を「クリティカル(Critical)」としていたが、その後「スコープ」の評価を見直し、下方修正した。

同脆弱性は「同6.1P1」「同6.0.1P1」にて解消されており、同社は利用者に注意を呼びかけている。あわせて回避策についてもアナウンスした。

(Security NEXT - 2025/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局