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区長死亡後の遺品整理で貸与文書が回収不能に - 大刀洗町

福岡県大刀洗町は、個人情報含む書類を貸与していた西原区区長が亡くなり、その後の遺品整理によって回収不能となったことを明らかにした。

同町によれば、西原区において同区区長へ2023年度と2024年度の世帯主一覧および世帯主異動一覧を貸与していたところ、2024年12月9日に区長が死亡。遺品整理が行われた結果、同書類が回収できなくなった。

これら書類には約70世帯分の情報が含まれており、世帯主の氏名、住所、生年月日が記載されていた。

2025年3月3日に遺族より自宅の片づけが終了したとの報告を受けたという。個人情報の外部流出などは確認されていない。

同町では、住民に対し、文書の回覧によって経緯の報告と謝罪を行った。

(Security NEXT - 2025/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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