Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Movable Type」にアップデート - 複数の脆弱性を解消

シックス・アパートは、コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Movable Type」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。

同社は2025年2月19日に「Movable Type 8.5.0」「同8.4.2」「同8.0.6」「同7 r.5507」および「Movable Type Premium 2.07」「同1.65」をリリースしたもの。セキュリティに関する複数の修正を行った。

具体的には、ユーザー情報編集画面における「CVE-2025-25054」や、「MTブロックエディタ」に判明した「CVE-2025-24841」「CVE-2025-22888」など、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性3件を修正。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、「CVE-2025-25054」が「6.1」、のこる2件については「5.4」と評価されている。

また今回のアップデートでは、サードパーティ製ソフトウェア「TinyMCE6」「jQuery Validateプラグイン」のアップデートを実施している。

なお「Movable Type 8.5.0」については、クラウド版のみのリリースになるとしている。

(Security NEXT - 2025/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応