「MS Edge」がリリース - 独自含む脆弱性10件を解消
マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。あわせて10件の脆弱性を修正している、
ベースとなる「Chromium 133.0.6943.54」「同133.0.6943.53」がリリースされたことを受け、「Microsoft Edge 133.0.3065.51」をリリースしたもの。
「Chromium」における「CVE-2025-0444」「CVE-2025-0445」「CVE-2025-0451」の修正を反映したほか、独自に7件の修正を行っている。
具体的には、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性4件「CVE-2025-21342」「CVE-2025-21408」「CVE-2025-21279」「CVE-2025-21283」に対処した。
いずれも重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると「CVE-2025-21342」「CVE-2025-21408」が「8.8」、「CVE-2025-21279」「CVE-2025-21283」が「6.5」で続いている。
このほか、重要度が「警告(Moderate)」とされる「CVE-2025-21253」、「注意(Low)」とされる「CVE-2025-21267」「CVE-2025-21404」など、なりすましの脆弱性3件に対処した。
(Security NEXT - 2025/02/10 )
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