Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Defense Platform HE」に複数脆弱性 - 最新版へ更新を

ハミングヘッズが提供する「Defense Platform Home Edition」に、複数の脆弱性が明らかとなった。最新版へ更新するよう呼びかけられている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、セキュリティ研究者などからの報告などにより、あわせて6件の脆弱性が明らかとなったもの。

「DeviceIoControl」におけるバッファオーバーフローが発生し、同製品が稼働するWindowsの「SYSTEM権限」を取得される脆弱性「CVE-2025-23236」が判明。

また特定プロセスに細工したメッセージを送信されると、SYSTEM権限で任意のコードが実行される「CVE-2025-20094」が明らかになった。

このほか、不適切な権限管理「CVE-2025-22890」、メッセージ処理の不備「CVE-2025-22894」、ブルースクリーンエラーが発生する「CVE-2025-24483」「CVE-2025-24845」なども見つかっている。

「CVE-2025-23236」「CVE-2025-20094」については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアがともに「8.8」とされている。他脆弱性についても「6.5」から「6.3」のレンジで評価されている。

(Security NEXT - 2025/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性