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「VMware Aria Operations for Logs」など複数製品に脆弱性

Broadcomは、「VMware Aria Operations for Logs」および「VMware Aria Operations」が影響を受ける複数の脆弱性について公表した。

現地時間2025年1月30日にセキュリティアドバイザリをリリースし、あわせて5件の脆弱性を明らかにしたもの。外部に非公開のもと報告を受けたとしており、アドバイザリの重要度を「高(High)」としている。

このうち4件は「VMware Aria Operations for Logs」に関する脆弱性。VMware製品の資格情報を読み取ることができる情報漏洩の脆弱性「CVE-2025-22218」や、管理者ユーザーとして任意の操作を実行できるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-22219」が判明した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、それぞれ「8.5」「6.8」としており、重要度を上から2番目にあたる「重要(Important)」としている。

さらにアクセス制御不備の脆弱性「CVE-2025-22220」とクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-22221」が存在。ともに重要度は1段階低い「中(Moderate)」とした。

(Security NEXT - 2025/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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