Oracle、「Java SE」のセキュリティアップデートをリリース
Oracleは、「Java SE」のセキュリティアップデートをリリースした。2件の脆弱性へ対処したという。
現地時間2025年1月21日、四半期定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」にあわせてアップデートをリリースしたもの。
製品やバージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、あわせて2件の脆弱性に対処した。「CVE-2025-21502」については認証を必要とすることなく、リモートから悪用が可能だという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは、インストール用コンポーネントに判明した「CVE-2025-0509」が「7.3」としている。「CVE-2025-21502」については影響が小さく「4.8」とした。
同社は、これら脆弱性を解消したアップデート「JDK 23.0.2」「同21.0.6」「同17.0.14」「同11.0.26」「同8u441」、および「Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.13」「同20.3.17」をリリースしている。
(Security NEXT - 2025/01/23 )
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