地域クラブ参加者負担金の納付案内メールを誤送信 - 神栖市
茨城県神栖市は、委託先事業者においてメールの誤送信事故が発生し、一部生徒保護者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。
中学校部活動の地域移行にともない、同市教育委員会より「地域クラブ」の運営業務を委託しているスポーツデータバンクにおいて、メールの誤送信事故が発生したもの。
地域クラブ参加者負担金の納付に関する案内メールを、2024年12月3日に保護者33人へ送信した際、送信先となるメールアドレスを誤って宛先に設定。受信者間でメールアドレスが閲覧できる状態となった。
翌4日に保護者から指摘があり、同社へ事実確認をするよう求めたところ、同月16日に報告があった。委託先事業者では、同月24日に対象となる保護者へメールを通じて経緯を説明するとともに謝罪した。
同問題を受けて同市では、メール送信前のチェックリストを作成し、複数人による確認を義務化することなど、委託先事業者に対して送信確認体制の強化を要請。社内スタッフに情報セキュリティ教育や訓練を実施するよう指示した。
また事実確認の要請から同市教委への報告に時間を要したと指摘。すみやかに報告を行うよう厳重注意を行っている。
(Security NEXT - 2025/01/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
不正アクセスにより採用情報ページでシステム障害 - 日東エネルギー
日本コロムビアやグループ会社にサイバー攻撃 - 詳細を調査中
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
川崎市、要配慮個人情報の事故報告で遅れ - 個情委が指導
「JWE」のRuby実装に深刻な脆弱性 - 総当たり攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ