「http4k」にXXE脆弱性 - リモートコード実行や情報漏洩のおそれ
KotlinベースのHTTPアプリケーションを開発するためのフレームワーク「http4k」に、深刻な脆弱性が明らかとなった。
XML外部実体参照(XXE)の脆弱性「CVE-2024-55875」が存在し、悪意ある「XMLコンテンツ」を処理するアプリケーションにおいて、情報が漏洩するおそれがあるほか、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)によってコードを実行されるといったおそれがある。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。概念実証コード(PoC)も公開されている。
開発チームでは、現地時間12月12日「同5.41.0.0」「同4.50.0.0」にて同脆弱性を修正。利用者にアップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2024/12/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消
