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2024年3Qのクレカ不正利用、約132.7億円 - 前四半期比2.4%減

一方、偽造カードによる被害は2億1000万円となり、前四半期の約9000万円から倍増。そのほかの被害も前四半期の約8億7000万円から微増し、約9億2000万円となっている。

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2024年第2四半期におけるクレジットカードの被害額状況(グラフ:日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)

クレジットカード番号の盗用被害における発生地域を見ると、国内の被害が約85億8000万円で前四半期の約95億2000万円から9.9%減。盗用被害全体に占める割合としては、前四半期比4.7ポイント減となる70.7%だった。

一方海外における番号盗用被害は約35億6000万円。前四半期の約31億1000万円から14.5%増加となっている。全体に占める割合は29.3%で4.7ポイント増となった。

偽造カードによる被害は、国内が約5000万円、海外が約1億6000万円だった。

(Security NEXT - 2024/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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