Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

熊本県運営の農業関連サイトにサイバー攻撃 - 個人情報流出か

熊本県は、同県が運営しているウェブサイト「くまもとグリーン農業」がサイバー攻撃を受け、個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同県では、環境に配慮した農業を「くまもとグリーン農業」と位置づけ、同取り組みを拡大するために、「生産宣言・応援宣言制度」を展開しているが、同施策のポータルである同県運営サイト「くまもとグリーン農業」が攻撃を受けた。

同県によると、同県が管理する「生産宣言者」「応援宣言者」の氏名、住所、電話番号が流出した可能性があるという。同県では、攻撃を受けたページを閉鎖した。

同県は、アクセスログの解析結果として、攻撃者の画面にデータが表示された可能性がある一方、ダウンロードされたものではないとしている。

同問題を受けて同県では謝罪。流出した可能性がある個人情報について精査を進めるとともに、対象となる関係者と連絡を取る予定。

(Security NEXT - 2024/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ