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Citrixの複数製品に脆弱性、アップデートで修正

また「Citrix Virtual Apps and Desktops」に含まれ、仮想デスクトップやアプリケーションの使用状況を記録する「Citrix Session Recording」に脆弱性が判明した。

権限昇格の脆弱性「CVE-2024-8068」や、記録サーバと同じネットワークより、認証されたユーザーによってリモートよりコードを実行されるおそれがある「CVE-2024-8069」が明らかとなっている。

CVSS基本値は、ともに「5.1」と評価しており、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とした。

同社は各バージョンに対応したホットフィックス「Citrix Virtual Apps and Desktops 2407 hotfix 24.5.200.8」「同2402 LTSR CU1 hotfix 24.02.1200.16」「同2203 LTSR CU5 hotfix 22.03.5100.11」「同1912 LTSR CU9 hotfix 19.12.9100.6」をリリース。利用者へすみやかにアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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