Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

LLMアプリ開発フレームワーク「LangChain」に複数の脆弱性

また「LangChainJS」の一部メソッドにパストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-7774」が判明した。

脆弱性が悪用されると、システム上の任意のファイルにアクセスされ、テキストファイルの内容を変更、削除されるおそれがある。

CVE番号を採番したhuntrでは、CVSS基本値を「6.5」としており、重要度を「中(Medium)」とした。一方、NVDではCVSS基本値を「9.1」とし、重要度を「クリティカル」としている。

開発チームでは脆弱性の修正を行った。また概念実証(PoC)が公開されている。

(Security NEXT - 2024/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校児童の個人情報カード1クラス分が所在不明 - 新潟市
無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所