「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性に対処
マイクロソフトは現地時間10月31日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートを公開した。「クリティカル」とされる脆弱性へ対処している。
「Chromium 130.0.6723.92」「同130.0.6723.91」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとする「MS Edge 130.0.2849.68」をリリースしたもの。
「Chromium」で実施された「CVE-2024-10487」「CVE-2024-10488」の修正が反映されている。「MS Edge」独自の修正はなかった。
「CVE-2024-10487」は、グラフィックスライブラリ「Dawn」に判明した域外メモリへ書き込む脆弱性。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
「CVE-2024-10488」は、「Use After Free」の脆弱性で「WebRTC」に判明した。重要度は2番目に高い「高(High)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2024/11/05 )
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