Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

バグ報奨金制度で報告受けた脆弱性2件を修正 - GitLab

GitLabは現地時間10月23日、「GitLab Community Edition(CE)」および「GitLab Enterprise Edition(EE)」向けにセキュリティアップデートをリリースした。

セキュリティアドバイザリを公開し、「同17.5.1」「同17.4.3」「同17.3.6」にて2件の脆弱性に対処したことを明らかにしたもの。いずれもHackerOneのバグ報奨金プログラムを通じて報告を受けたという。

具体的には、グローバルサーチ機能において「HTMLインジェクション」が可能となるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-8312」に対処した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「8.7」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

また悪意あるXMLマニフェストファイルのインポートにより、サービス拒否状態に陥る脆弱性「CVE-2024-6826」を修正した。CVSS基本値は「6.5」、重要度は「中(Medium)」としている。

同社では、利用者に対し、脆弱性が修正された最新バージョンへアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2024/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町