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悪用済み脆弱性「CVE-2024-23113」の対象製品を追加 - Fortinet

Fortinetは、細工されたリクエストによって任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2024-23113」の対象製品を追加した。

同脆弱性は、「FortiOS」の「fgfmdデーモン」に判明した脆弱性。2月に公表されており、「FortiProxy」「FortiPAM」なども影響を受けることが明らかとなっている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」と評価されている。

同社は、現地時間10月17日に「FortiSwitchManager」についても同脆弱性の影響を受けることを明らかにした。

同脆弱性は、現地時間10月9日に米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)の「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」にも追加されている

これを受けて同社もアドバイザリに悪用の可能性があることを追記。各製品において脆弱性の影響を受けるバージョンを示し、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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