Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Java SE」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正

Oracleは、「Java SE」のアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。

現地時間10月15日に公開した四半期定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」とあわせてアップデートをリリースしたもの。

製品やバージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、あわせて8件の脆弱性に対処した。いずれも認証を必要とすることなく、リモートより悪用が可能だという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」において「9.0」以上とされる脆弱性はなかった。CVSS基本値が「7.0」以上と評価されている脆弱性は3件。「CVE-2024-36138」が「8.1」とされており、「CVE-2023-42950」「CVE-2024-25062」がともに「7.5」と評価されている。

同社は、「JDK 23.0.1」「同21.0.5」「同17.0.13」「同11.0.25」「同8u431」、および「Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.12」「同20.3.16」をリリースしており、これら脆弱性を解消した。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-36138
CVE-2023-42950
CVE-2024-25062
CVE-2024-21235
CVE-2024-21210
CVE-2024-21211
CVE-2024-21208
CVE-2024-21217

(Security NEXT - 2024/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、月例セキュリティアドバイザリ13件を公開
「Apache Struts」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
国際連携「PowerOFF作戦」でDDoS攻撃サービス27件を停止
Atlassian、月例アドバイザリを公開 - 脆弱性10件を解消
GitLab、セキュリティアップデートを公開 - 脆弱性12件を解消
誤送信でセミナー参加者のメアドが流出 - 埼玉県産業振興公社
「Adobe Acrobat/Reader」に6件の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiのリモートアクセス製品に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MS、2024年最後の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性も修正
医師が私物PCを盗難、内部に患者の個人情報 - 慶大病院