「Progress WhatsUp Gold」に複数の深刻な脆弱性 - 早急に更新を
Progress Softwareが提供するネットワーク監視ツール「Progress WhatsUp Gold」に深刻な脆弱性が明らかとなった。具体的な内容は明らかにされていないが、早急に更新するよう呼びかけられている。
現地時間9月24日にセキュリティアドバイザリを公開し、TenableやTrend Micro、Zero Day Initiativeなどを通じて報告された脆弱性6件について明らかにしたもの。
脆弱性の詳細については言及を避けているが、「CVE-2024-8785」「CVE-2024-46909」の2件については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」と評価されている。
さらにのこる4件「CVE-2024-46905」「CVE-2024-46906」「CVE-2024-46907」「CVE-2024-46908」についてもCVSS基本値を「8.8」とした。
同社では現地時間9月20日にこれら脆弱性を修正した「同24.0.1」をリリースしており、できるだけ早急に同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。
「WhatsUp Gold」に関しては、現地時間8月29日にセキュリティアドバイザリがリリースされたSQLインジェクション「CVE-2024-6670」の悪用が確認されている。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加している。
(Security NEXT - 2024/09/30 )
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