Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」にアップデート - 脆弱性2件を修正

Adobeは現地時間9月10日、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」のセキュリティアップデートをリリースした。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性2件を修正したという。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」である現地時間9月10日にセキュリティアップデートをリリースしたもの。

今回のアップデートでは、脆弱性2件へ対処。いずれも重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

「CVE-2024-45112」は、型の取り違えの脆弱性、「CVE-2024-41869」は解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性だという。

いずれもローカル環境より悪用が可能で、リモートよりコードを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2024-45112」が「8.6」、「CVE-2024-41869」が「7.8」と評価されている。

(Security NEXT - 2024/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示