Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

宛先に複数メアド、問題気づくも対応作業中に誤送信 - 茨城県

茨城県は、医療機関向けの一斉送信メールで誤送信があり、メールアドレスが流出したことを明らかにした。送信前に問題へ気づき、対応を進めるなか、発生したという。

同県によれば、8月23日に担当者が補助事業に関する調査について、8医療機関12件のメールアドレスにメールを一斉送信しようとしていたところ、誤送信が発生し、受信者間にメールアドレスが流出した。

メール送信時に複数の職員で確認する運用となっていることから、宛先に入力されていた送信先のメールアドレスを「BCC」に修正したうえで下書きとして保存しようとしたところ、メールの容量が上限に達していたため、保存できなかったという。

下書き保存するため、不要なメールを削除する作業を進めていたところ、作業の途中に誤って送信ボタンを押してしまい、宛先に送信先が設定された状態のまま送信された。

同県では、対象となる医療機関に事情を説明し、謝罪するとともに誤送信したメールの削除を依頼している。

(Security NEXT - 2024/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響