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サーバにランサム攻撃、個人情報流出の可能性 - 福井電機

産業機器や電気設備関連事業を提供する福井電機は、サイバー攻撃を受け、取引先や従業員に関する個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、同社ファイルサーバがランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたもので、8月30日に同社の情報管理部門が被害を確認した。

9月5日の時点で、取引先の会社名、担当者名、退職者を含む同社従業員の個人情報、マイナンバー、および同社に関する事業情報や財務情報などが外部に流出した可能性があるという。

同社では対象となる端末をネットワークから遮断。9月2日に警察へ被害を申告した。今後は外部協力のもと、被害状況の詳しい調査や、システムの復旧などに取り組むとしている。

(Security NEXT - 2024/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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