Cisco製ライセンス管理ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
Cisco Systemsは、現地時間9月4日にセキュリティアドバイザリを公開し、ライセンス管理ツール「Cisco Smart Licensing Utility(CSLU)」に関する深刻な脆弱性について明らかにした。
同製品において、認証情報がハードコードされており、API経由でリモートよりログインが可能となる脆弱性「CVE-2024-20439」が判明したもの。
また細工した「HTTPリクエスト」を送信することで、リモートよりAPIアクセスの認証情報をはじめとする機密情報を窃取できる「CVE-2024-20440」が明らかとなった。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはいずれも「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。これら脆弱性の悪用や公表は確認されていない。
同社は「Cisco Smart Licensing Utility 2.3.0」にてこれら脆弱性を解消したとしており、同バージョンへアップデートするよう利用者に呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/09/05 )
ツイート
PR
関連記事
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
高校の修学旅行引率中に名簿含むしおりを紛失 - 埼玉県
資料請求フォームで個人情報が閲覧可能に、過去にも発生 - 会津短大
予防接種の予診票が所在不明 - 沖縄市のクリニック
9000人に送信したセミナー案内メール本文に個人情報 - 東京都
「Apple Account」の乗っ取り被害、端末初期化 - 情報流出懸念も
手術情報含むデータ移管用USBメモリが所在不明 - 倉敷中央病院
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
