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「Atlassian Confluence」の既知脆弱性狙う攻撃が6月より増加

おもに3グループが脆弱なサーバを標的に活動していることが判明しており、攻撃グループによってすでに侵害されている環境を、別のグループが奪うケースも観察されている。

ある攻撃グループが「ELFファイル」のペイロードを用いてシェルアクセスを獲得し、コインマイナー「XMRig」を展開したところ、別のグループが同環境に対して攻撃を展開。

シェルスクリプトを実行し、脆弱なサーバに対して「SSH」によるバックドアを設置。競合のコインマイナーを強制終了した上で、みずからの「XMRig」を展開して「cronジョブ」による永続化を図っていた。

(Security NEXT - 2024/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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