「WordPress」向け寄付プラグインに深刻な脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「GiveWP」に脆弱性が明らかとなった。
同ソフトウェアは、オンラインでの寄付を受け付ける機能を追加する「WordPress」向けのプラグイン。
「同3.14.1」および以前のバージョンにコードインジェクションの脆弱性「CVE-2024-5932」が明らかとなったもの。認証なしに「PHPオブジェクト」を挿入でき、リモートよりコードを実行されるおそれがある。
CVE番号を採番したDefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを最高値である「10.0」と評価。重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
同脆弱性は、現地時間8月7日にリリースされた「同3.14.2」にて修正された。同月14日には最新版となる「同3.15.0」が公開されている。
(Security NEXT - 2024/08/21 )
ツイート
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
