「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 悪用も発生
「SolarWinds Web Help Desk(WHD)」に深刻な脆弱性が明らかとなり、ホットフィクスが公開された。悪用も確認されている。
信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2024-28986」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同社は8月9日にリリースした「SolarWinds Web Help Desk 12.8.3 Hotfix 1」にて脆弱性を修正した。
同社では、同脆弱性を認証なしに悪用が可能であるとの報告を受けたが、同社テスト環境では認証なしに悪用することを再現できなかったと説明しつつも、十分に注意を払い、アップデートを実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/08/16 )
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