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「Spring Framework」に複数のDoS脆弱性 - アップデートで修正

「Spring Framework」に複数の脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

現地時間8月14日にセキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性「CVE-2024-38808」「CVE-2024-38809」について明らかにしたもの。

「CVE-2024-38808」は、細工した「Spring Expression Language(SpEL)式」により、サービス拒否が生じる脆弱性。一方「CVE-2024-38809」ではリクエストヘッダの解析に不備があり、DoS攻撃を受けるおそれがある。

重要度は、いずれも4段階において上から3番目にあたる「中(Medium)」とレーティングした。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、現地時間8月14日にリリースした「同6.1.12」「同6.0.23」「同5.3.39」にてこれら脆弱性を解消している。

(Security NEXT - 2024/08/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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