米当局、「Android」や「Apache OFBiz」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起
「Android」や「Apache OFBiz」に判明した脆弱性の悪用が確認されているとして、米当局が注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、現地時間8月7日に2件の脆弱性「CVE-2024-36971」「CVE-2024-32113」を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加した。
米行政機関では、同リストへ追加された脆弱性へ対応する義務が生じる。また広く悪用される可能性もあり、利用者は注意が必要となる。
「CVE-2024-36971」は、Linuxカーネルに明らかとなった「Use After Free」の脆弱性。Androidなどが影響を受け、リモートよりコードを実行されるおそれがある。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.8」、重要度を「高(High)」と評価している。
(Security NEXT - 2024/08/08 )
ツイート
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み