菓子通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
菓子の製造販売を手がける東京玉子本舗は、同社が運営するオンラインショップが不正アクセスを受け、クレジットカード情報含む個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、「東京玉子本舗公式オンラインショップ」が脆弱性を突く不正アクセスを受け、決済アプリケーションを改ざんされるなど侵害を受けたという。
不正アクセスを受けたことにより、サイトを開設した2019年4月22日から2024年5月28日までに同サイトを利用した7万3961人の個人情報が流出した可能性がある。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、職業、購入履歴などが対象。
また2021年3月18日から2024年5月28日にかけて、同サイトでクレジットカード決済を利用した6万5387人に関しては、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードについても窃取された可能性がある。
5月28日に警察より情報流出の可能性があるとの連絡があり問題が発覚。同日警察へ被害を申告し、カード決済を停止した。6月3日に個人情報保護委員会へ報告しており、同月8日には同サイトを閉鎖している。
(Security NEXT - 2024/08/01 )
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