「SKYSEA Client View」に複数脆弱性 - アップデートで修正
Skyの資産管理ツール「SKYSEA Client View」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートやパッチが提供されている。
Windows環境において脆弱性3件が明らかとなったもの。「マスターサーバ」「データサーバ」「ログ解析サーバ」「管理機」「端末機」など同製品の幅広いプログラムが影響を受けるという。
具体的には、常駐プロセスを利用し、管理者権限で任意のコードを実行できるアクセス制限不備の脆弱性「CVE-2024-41139」をはじめ、共有メモリを介したデータ交換におけるリクエスト発信元の検証欠如「CVE-2024-41143」、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-41726」が判明した。
いずれも脆弱性の悪用には権限が必要としており、脆弱性を公表した7月29日の時点で悪用の報告はないとしている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「CVE-2024-41139」「CVE-2024-41143」が「7.8」、「CVE-2024-41726」が「7.5」と評価されている。
(Security NEXT - 2024/07/29 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明

