Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性

エンドポイント管理製品「Ivanti Endpoint Manager(EPM)」では、コアサーバにSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-37381」が判明した。

CVSS基本値のベーススコアは「8.4」。アドバイザリの公開時点で脆弱性の悪用は確認されていない。

同社では、「同2024」の利用者向けに同脆弱性を修正するホットパッチを用意した。他バージョンについては、今後提供するリリースで解消するとしている。

一方、Android向けに提供している「Ivanti Docs@Work」では、脆弱性「CVE-2024-37403」に対処した。

複数のAndroidアプリにおいて、パストラバーサルが可能となる別名「Dirty Stream」と名付けられた脆弱性が、5月にマイクロソフトより報告されたが、同アプリからも同脆弱性が見つかったという。

CVSS基本値は「5.0」と評価。同社は脆弱性を修正した「同2.26.1」を提供している。

(Security NEXT - 2024/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加