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Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性

Ivantiは、エンドポイント管理製品をはじめ、複数製品に関するセキュリティアドバイザリを公開した。脆弱性に対応するアップデートやホットフィクスを提供している。

現地時間7月16日に「Ivanti Endpoint Manager(EPM)」「Ivanti Docs@Work for Android」、翌17日に「Ivanti Endpoint Manager for Mobile(EPMM)」のセキュリティアドバイザリを公開したもの。

「Ivanti Endpoint Manager for Mobile(EPMM)」では、4件の脆弱性について明らかにした。

具体的にはウェブコンポーネントにおける認証不備の脆弱性「CVE-2024-36130」や、信頼できないデータをデシリアライズする「CVE-2024-36131」のほか、情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-36132」「CVE-2024-34788」に言及している。

「CVE-2024-36130」「CVE-2024-36131」については、悪用されると任意のコマンドを実行されるおそれがあり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをともに「8.8」と評価した。

アドバイザリの公開時点で脆弱性の悪用は確認されていない。同社は脆弱性を修正した「Ivanti EPMM 12.1.0.1」「同11.12.0.3」「同12.0.0.3」を提供している。

(Security NEXT - 2024/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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